09/01/15 13:35:34
国東市安岐町の中野さん（５５）は、シイタケの普及・消費拡大を図ろうとシイタケ味の
キャラメルなど、お菓子作りに取り組んでいる。
これまでシイタケになじみの薄かった子どもらをターゲットに、幅広い年齢層に親しまれる
商品の開発を目指している。
中野さんは一度は県外で就職。三十五歳ごろ親の代からのシイタケ農家を引き継いだが、
過疎化などで地域の農家が減る現状を目の当たりにし、「地域の農家が元気を取り戻すには、
これまでにない新たな形での消費拡大が必要」と一念発起。
「子どもたちへの普及が将来の安定につながる」と、五年ほど前から本格的にお菓子作りに
取り組み始めた。
まずは、お菓子などに混ぜて幅広く使える「乾燥椎茸（しいたけ）の粉末」の開発に着手した。
知人の協力を得て乾燥機を改造。風味を残したままシイタケ独特のクセを取り除くことに
成功した。
その後、粉末を混ぜたげんこつアメ「しいたけ元気坊」「しいたけほの香」を開発。
シイタケ乾倉庫を自分で改築し、昨年七月には保健所の営業許可を取得。粉末を混ぜた
「山のソフトキャラメル」を商品化した。
キャラメルは市内の「夢咲茶屋」や、大分自動車道の別府湾サービスエリア（ＳＡ）下り線の
「玄林館」などで売っている。
中野さんは「今後も、さまざまな商品の開発を試してみたい」と意気込んでいる。
ソースは
URLﾘﾝｸ(www.oita-press.co.jp)
乾燥椎茸の粉末を混ぜ、開発したお菓子の数々
URLﾘﾝｸ(www.oita-press.co.jp)
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