09/01/12 09:40:10
北海道新幹線・新青森-新函館間の工費が資材高騰の影響で約九百億円増額するとして、
国土交通省が道と青森県に対し約三百億円の追加負担を求めていることが十日分かった。
建設費の三分の二を国、三分の一を沿線自治体が負担するという整備新幹線のルールに沿った
要請だが、二〇〇八年度の道税収入が百億円減少する見通しの道にとっては重い負担に
なりそうだ。
同区間の総工費は〇五年時点の試算で四千六百七十億円。このうち道が八百三十億円、青森県が
七百二十億円を負担することが決まっていた。
しかし、〇七年以降の原材料高騰を踏まえ、国交省が昨年十一月に再試算したところ、さらに
総額約九百億円の上積みが必要になった。道と青森県が、約三百億円をいくらずつ負担するかは
近く決まる。
同省によると、資材高騰の影響で、ほかにも北陸新幹線・長野-金沢間と福井駅で
約二千百七十億円、九州新幹線鹿児島ルート・博多-新八代間で約七百九十億円、
同長崎ルート・武雄温泉-諫早間で約二百億円の工費上積みがそれぞれ必要となっており、
同省はこれらの沿線八県に対しても三分の一の負担を要請した。
道は今回の追加負担について一定の理解を示しているが、一部自治体で負担軽減を求める
動きもあり、額自体が変わる可能性も残されている。
ソースは
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
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