09/01/08 12:26:39
イオンは7日、09年2月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が25億円の赤字から
25億円の黒字の間になると発表した。
純損失となれば、7期ぶり。
昨年10月時点では110億円~150億円の黒字を予想していた。日米での衣料品不振が響き、
大型店の出店も大幅に絞り込む。
売上高は昨年10月時点の予想より3.7%少ない5兆2千億円に、本業のもうけを示す
営業利益も24%程度少ない1260億円~1310億円に、それぞれ下方修正した。
利益率の高い衣料品の落ち込みが大きく、傘下にある米衣料品専門店の子会社「タルボット」が
ブランド売却を決め、195億円の特別損失を計上したことなどが響いた。純損失となるのは
「株価の下落で、保有株式の評価損がふくらんだ場合」としている。
また、09~10年度の大型店の出店計画は、年3店程度と従来計画から半減させる。
イオンは、ダイエーなどの合併・買収で急成長してきたが、消費の伸び悩みを受けて昨春から
拡大路線を修正。年12店程度としていた大型店の出店計画は昨年4月に6~7店に縮小させて
いた。さらに今回、金融危機の直撃で、計画の再修正を迫られた。08~10年度に
約8千億円とみていた設備投資額も、計画をはるかに下回る見通しという。
豊島正明専務は記者会見で「金融危機の影響で個人消費も大変厳しい。10年2月期も
この状況は続く。グループシナジー(相乗効果)を創出しない資産は切り離す」と話し、
主力事業に経営資源を集中させるため、保有株式の売却も進める考えを示した。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
“イオンの連結売上高と純損益の推移”というグラフは
URLリンク(www.asahi.com)
イオン
URLリンク(www.aeon.info)
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