09/01/07 11:29:30
家電世界２位のソニーの中鉢良治社長は６ 日、今期（2009年３月期）に1600万台を計画している
液晶テレビの販売につ いて、達成が厳しい状況にあることを明らかにした。
中鉢氏は、都内で開催された経済３団体共催の新年祝賀パーティーの会場 で、ブルームバーグ
テレビジョンのインタビューに応じ、液晶テレビ販売につ いて、まだ年度途中だとしながらも
1600万台の達成は「なかなか厳しいと思 う」と語った。「北米と欧州は思ったより動きが鈍い。
東アジアもそうだ」と いう。
ソニーは昨年10月、今期連結業績予想を減額した際にテレビ販売台数も 期初の1700万台から
1600万台に下方修正。また同12月には、エレクトロニ クス事業での１万6000人以上の人員削減や、
製造拠点の１割縮小、投資額の 削減などのコスト抑制策を発表している。
一段の構造改革に関して中鉢氏は、12月に発表した生産拠点、人員、投資 の削減に触れたうえで
「その他についても検討しているので折を見て発表して いきたい」と述べた。今期は構造改革費用で
営業赤字に陥るとみるアナリスト もいるが、中鉢氏は「今集計しているのでしかるべきときに
発表したい」と述 べるにとどめた。経営陣や経営体制の見直しに関しては「そういうことは
今発 表できることはない」と語った。
昨年の年末商戦について中鉢氏は「全般的に厳しい。集計を終えていない が、厳しい年末商戦
だったと総括している」と振り返った。液晶テレビの価格 は「市場が在庫余剰感もあって
思ったより価格は下落したように思う」と述べ た。
今年の景気見通しについて中鉢氏は、「いつもの景気の落ち込みより長期 化する」との見方を
示し、「今年の中盤以降に明るい兆しが出れば」と語った。
ソニー株の終値は前日比150円（7.6％）高の2120円。
ソースは
URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.com)
関連スレは
【電機】ソニー社長：｢需要減これほどとは｣ 雇用より業績優先…堺の液晶パネル事業、見直しを否定 [08/12/17]
ｽﾚﾘﾝｸ(bizplus板)l50
依頼を受けてたてました。