【飲料】違い分かる?モカ輸入激減でコーヒー業界、悩みの味作り[09/01/06]at BIZPLUS
【飲料】違い分かる?モカ輸入激減でコーヒー業界、悩みの味作り[09/01/06] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
09/01/06 15:33:27
独特の酸味と甘酸っぱい香りで、コーヒー通に人気の「モカ」が、
半年以上も前から国内にほとんど輸入されなくなっている。

残留農薬が基準値を超えて検出されたためで、輸入再開のめどはたっていない。
なのに大きな騒ぎになっていないのは、なぜだろう―。舞台裏では、メーカーや喫茶店が、
ほかの豆でも同じ味や香りを味わえるようにと、ブレンドや焙煎(ばいせん)の工夫と努力を
必死で重ねていた。

老舗の有名喫茶店が集まる東京・神田神保町。その一つ「神田伯剌西爾(ぶらじる)」では、
店独自のブレンドコーヒー2種類にモカを使っていた。しかし昨夏、在庫が切れそうになった
ことから、別の産地の豆や焙煎の度合いを変えるなどの試行錯誤を繰り返し、何とか元の味に
近づけたのだという。

「モカのフルーティーな香りは他の豆ではなかなか出せない。もっと早く輸入が再開すると
思っていたんですが」。店長の竹内啓さん(37)はため息をつき、少しだけ笑ってみせた。
「でも味の違いを指摘してくれたお客様はまだいません」

「日本マクドナルド」が味の良さを前面に打ち出して昨年2月に全国販売を始めた「プレミアム
ローストコーヒー」も、実は昨年夏ごろブレンドが変わっていた。販売から6週間で前年の
25%に当たる3000万杯が売れた大ヒット商品だが、モカの輸入が制限されるという情報が
入ったため、豆の産地や配合量などを変えた50以上のレシピを試作。酸味や苦み、コクなどの
バランスを崩さず安定供給が可能な新レシピを開発し直したという。

「味の素ゼネラルフーヅ」でも人気の「モカブレンド」の発売を中止し、8月頃から
コロンビア産に切り替えた新商品を投入した。缶コーヒー業界も「ダイドードリンコ」や
「伊藤園」が、それぞれブレンドに使っていたモカをコロンビア産などに切り替えている。

異変の原因は、国内に出回るモカの98%を占めるエチオピア産の生豆から昨年4月以降、
国内で使用が禁じられている4種類の農薬が、相次いで基準値を超えて検出されたため。
業界団体の全日本コーヒー協会が現地入りして調査したが、農薬汚染の原因は不明で多くの
商社が輸入を手控え、その後の輸入量は前年の数%程度にとどまっている。

一方、米国に本社がある「スターバックス」は今もモカを月2~3回、日替わりコーヒーとして
提供している。同社が輸入しているのは、生豆を米国に持ち込んで焙煎した「加工品」。
焙煎によって農薬の成分が減少するだけでなく、生豆の時より、農薬の残留基準値が
種類によっては5倍ほど緩くなることから、輸入が可能なのだという。

それでもモカの供給不足はコーヒー通には深刻なよう。台東区内で約40年間、喫茶店を
経営している日本スペシャルティコーヒー協会理事の田口さん(70)は
「モカは深く焙煎しても香りが残る個性的な味が魅力で、通のためのコーヒー。私の店でも
ストレートで飲む人はエチオピア産のモカを選ぶ人が一番多いのに、在庫はあと3か月持つか
どうか」と頭を抱えている。

(後略 モカの説明が書かれています)

ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
関連スレは
【食品】モカ、店頭から姿消す?エチオピア産に残留農薬で在庫減[08/12/27]
スレリンク(bizplus板)l50


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch