09/01/06 15:06:13
日銀が6日公表した円の総合的な価値を示す実効為替レート(1973年3月=100)は
2008年12月に、名目ベースで383.2と前月より18.8ポイント上昇し、11月に続き
過去最高を更新した。
世界的な景気減速を背景に円がドルやアジア通貨に対し上昇したためで、
円の独歩高が一段と鮮明になっている。
実効為替レートはドルやユーロ、英ポンド、豪ドル、韓国ウォンなど15の主要な
貿易相手国・地域の通貨に対する円の総合的な価値を測る。
名目の為替レートを、貿易額に応じて加重平均して算出する。
数値が大きいほど円高になっていることを示す。
12月は米連邦準備理事会(FRB)が事実上のゼロ金利政策を導入。
銀行ディーラーなどの円買いが強まり、円は対ドルで12月17日に約13年5カ月ぶりの
高値となる1ドル=87円台まで上昇した。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)