08/12/30 02:25:19
薬局やドラッグストアなどで買える大衆薬(OTC医薬品)の販売が、2008年度は再び失速している。
景気悪化の影響で、消費者が買い控えの動きを強めているためとみられる。
市場調査会社インテージによると、08年度の販売額は、7月を除いて10月まで、軒並み前年同月を割り込んでいる。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への関心が高まり、肥満対策薬が急成長する漢方薬は平均1割以上の伸びを維持している。
しかし、05年度から伸びてきた整腸剤は7月から前年割れに陥り、9、10月は1割超の落ち込み幅となった。
大衆薬市場は「ライバル」の栄養補助食品(サプリメント)や特定保健用食品(特保)に押され、05年度まで4年連続で縮小した。
その後、メタボ対策などを背景に、07年度の販売額は前年度比2・3%増の1兆1800億円と2年連続で増加したが、好調は続かなかった。
/*そーす::YOMIURI ONLINE*/
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)