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任天堂は2009年春に電通と共同で、据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」にアニメなどの
映像番組を配信するサービスを開始する。企業の広告を同時配信したり、有料番組を
用意するなどで収益を確保する。Wiiは世界で4000万台以上が普及している。
任天堂は家庭向けの情報提供媒体としての活用が可能とみており、番組配信をゲームに次ぐ
新規事業に育てる考えだ。
新サービスはWiiをインターネットに接続して利用する。配信するコンテンツは家族で
見られる娯楽番組を中心とする計画で、制作会社などが新サービス専用に作成する。
既存のテレビ番組などは配信しない。有料番組と無料視聴が可能な番組をそろえ、
無料の場合には広告で収入を確保する。来春に国内でサービスを開始、同年夏には海外向け
にも提供する。
これまでもゲーム機やパソコンなどでネット上の映像コンテンツは視聴できたが、
既存のドラマなどが中心。他のパソコンやゲーム機で見られない独自コンテンツを提供
することで、ほかのハードとの違いを打ち出し、Wii利用者を囲い込むほか、顧客層を
絞った広告戦略を可能にする。
Wiiは06年12月に販売を開始。国内では累計で730万台以上を販売したとみられている。
約4割はすでにインターネットに接続している。
▽News Source NIKKEI NET 2008年12月25日07時00分
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▽任天堂 株価 [適時開示速報]
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▽電通 株価 [適時開示速報]
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