08/12/24 08:03:55 PfdA7gaF
>>9
職探しはほとんどの国で条件になっているよ
さらに保護し過ぎると失業率上がる。NHKがドイツも派遣多いとだけ言って、背景を伝えていないのには驚いた。
★セーフティネットのいきすぎは自らの首を絞める
◆RIETI - EU拡大、ヨーロッパ統合と構造改革-ドイツを中心にして URLリンク(www.rieti.go.jp)
■ドイツと日本は終身雇用の率が一番高かった国だろうと思います。
ドイツも解雇がしにくい国で、解雇する場合はゾチアルプラン(Sozialplan)といい、合理化計画をやって退職金を上乗せするなどの条件が決まらないと解雇できない、という法律上の規制がありました。
もちろん正当な事由がない限り解雇が出来ない、そしてEUの規制もありました。
ところが1985年に導入された期限付き雇用が増加傾向にあります。
■結局97年と99年にそれぞれガイドラインが出て、EU諸国では今後はフルタイム労働だけでない、パートタイム労働でも同じ扱いにする、というように国内法を整備しました。
これはどういうことかというと、
630マルク・ジョブといういい方があるのですが、630マルク(為替の問題もありますが5万円そこそこ)の収入のパートタイムの人も、
それ以上であれば社会保険などに加入する、健保にも年金にも入る、労使が折半してやる、ということになりました。
それ以下は一番短い就労でも公的な補助をして、長期失業者(80万人といわれていますが)その人たちの就労のために環境整備を行っていかなければならない、ということです。
特に長期失業をするとセーフティ・ネットの整備がいい渡されます。ドイツの場合(就業年限や子どもの有無によっても違いますが)、雇用保険が70%前後もらえます。
それが切れると就職活動中は60%前後が雇用保険らの失業保険として出る、さらにそれが切れた場合には生活保護に入る、ということです。