08/12/21 04:13:36 IVM9YwYQ
世代間格差の拡大が誰の目にも明らかであるにしては、いつまでも社会問題として
火を噴くわけでもない。どうして後世代は憤懣の声を上げないのだろうか。
池尾和人・慶応義塾大学教授は、「公的部門の世代間格差を民間部門で補っている
からではないか」と推測する。つまり、家計において、祖父母から親へ、
親から子へ世代間で資産移転が行われているために、実際の世代間格差は
公的制度における格差ほど深刻ではないというわけだ。
となると、祖父母や親の資産の大小によって同世代内の格差が広がり、
世代間格差よりも世代内格差問題のほうが深刻になってしまうのかもしれない。
URLリンク(diamond.jp)