08/12/19 15:41:17
２０日に内示される０９年度政府予算の財務省原案で、歳入不足を穴埋めするための
新規国債発行額が３３兆円余りに膨らむことがわかった。
景気悪化に伴う税収減や景気対策のためで、０８年度当初予算より約８兆円増え、
当初ベースで４年ぶりに３０兆円を突破。かつて小泉内閣が財政再建の象徴とした
「国債発行３０兆円枠」は完全に姿を消す。
０９年度当初予算案では、税収が約４６．１兆円と０８年度当初から約７兆円減と落ち込む。
歳出面では、地方交付税の上積みや経済緊急対応予備費１兆円の創設などで総額が過去最大の
８８兆円台半ばに膨らむ見通し。この結果、税外収入を積み上げても３３兆円台の国債発行を
迫られる。
０８年度当初予算での国債発行額は約２５．３兆円。しかし、２０日に閣議決定する
第２次補正予算案では、景気悪化の影響で税収見積もりを７兆円余り減額修正し、
穴埋めのために国債発行額が３３兆円余りに膨らむ見込み。
結果として０８、０９年度と２年続けて高水準の国債発行を迫られることになる。
ソースは
URLﾘﾝｸ(www.asahi.com)