08/12/19 14:34:04
日銀は19日の金融政策決定会合で、政策金利を0.3%から0.1%に引き下げることを決めた。
利下げは10月31日以来、約2カ月ぶり。同時にコマーシャルペーパー(CP)の買い取りや
長期国債の買い入れ増額など、資金供給の拡充策も決めた。急速な景気悪化と円高進行に
危機感を強め、景気の下支えに向けて金融政策面の対応をさらに強化する必要があると判断
したもよう。米連邦準備理事会(FRB)が事実上のゼロ金利に踏み込んだことも、日銀の
決断を後押ししたとみられる。
今回の利下げは正副総裁を含む8人の政策委員のうち賛成7人、反対1人の賛成多数で決めた。
利下げと同時に、日銀が担保の範囲で自由に貸し出す「補完貸付制度」の適用金利を
0.3%に引き下げ。民間銀行などが日銀に開く当座預金に付ける金利は0.1%とした。
日銀は決定会合後の公表文では景気について「悪化している」との認識を示し、従来の
「停滞色が強まっている」との判断を下方修正した。先行きについても「当面厳しさを
増す可能性がある」と警戒を強めた。
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