08/12/19 13:38:43
石屋製菓(札幌市)が主力商品「白い恋人」の生産調整のため派遣社員を75人減らしていたことが
分かった。観光客が多い夏場に向け生産を増やしていたが、9月以降、生産量を抑えたことが背景だ。
賞味期限の改ざんにつながった過剰在庫を改善したことも影響している。
石屋製菓の商品は観光客の土産需要が大半。夏場と雪まつりが開かれる2月前後に売り上げが
集中する。これまで正社員が残業や休日出勤で生産増に対応していたが、今年から派遣社員を雇用。
8月には120人が生産ラインで働いていたが夏場以降に徐々に人数を減らし、10月初旬時点で45人となった。
石屋製菓は「10月末までの契約の人もいたが、在庫が順調に積み上がったこともあり、補償金を払って
契約を打ち切った」としている。景気後退で道内への観光客数も減っており、土産物需要が低迷している
ことも一因とみられる。年明けの需要期に向けては派遣社員を増やさず対応できる可能性もあるという。
▽ソース:NIKKEI NET (2008/12/19)
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