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【パリ=古谷茂久】フランス競争評議会(日本の公正取引委員会に相当)は16日、
鋼材や鋼板取引でカルテルを結んだとして、世界最大の鉄鋼メーカー、
アルセロール・ミタルの子会社など鉄鋼商社11社に対し総額約5億7500万ユーロ(約700億円)の
制裁金の支払いを命じた。フランスのカルテル制裁金としては過去最高額。
1999年から2005年の間に同国市場で違法な価格操作をした疑い。
各社が提示する価格が非常に近いという顧客企業側からの指摘を受け、
当局は05年から調査していた。カルテルで造船業界やボイラー製造業者などが
数億ユーロの損害を被ったと競争評議会は見積もっている。
制裁金はPUMセルビス・アシエなどアルセロール・ミタルの
三つの子会社が計約3億100万ユーロ、ドイツのKDIが約1億6900万ユーロなど。(12:35)
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