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いわて組込み技術研究会は15日、2日間の日程で、盛岡市内で業界関係者ら約60人が出席して
始まった。現代の産業を支え、製品、サービスの付加価値を高める経済社会基盤として
注目が高まる組込みシステム技術の課題、人材育成の重要性に認識を深めた。
初日は盛岡市盛岡駅西通1丁目のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で行われ、
組込みシステム第一人者の高田広章・名古屋大大学院教授が課題と展望をテーマに講演。
組込みソフトウエアは産業機器や家電製品などに内蔵される、動作制御や特定機能を実現する
ソフトウエアで自動車や携帯電話、家電など身の回りにあるほとんどの機械に搭載されている。
高田教授は、システムの複雑化による信頼性、安全性の確保、多様なニーズに応じた設計の
効率化などの課題を挙げ、「その背景には技術者不足がある」と指摘。高度技術者育成の重要性を
強調し、産学連携は「産業界には企業秘密の壁を下げてほしい。大学側は現場の問題に
取り組んでいく姿勢が必要」と訴えた。
同研究会は、盛岡広域地域産業活性化協議会などの主催。16日は岩手大や県立大の滝
沢村IPUイノベーションセンター予定地などを視察研修する。
ソースは
URLリンク(www.iwate-np.co.jp)
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