08/12/17 09:10:43
ダイムラーは15日、『コンセプトブルーゼロ』の概要を明らかにした。サンドイッチフロア構造の
床下にリチウムイオンバッテリーを搭載。パワーユニットはモーター、モーター+エンジン、
モーター+燃料電池の3種類だ。
メルセデスベンツは1997年に発表した初代『Aクラス』に、2重床のサンドイッチフロアを採用。
2002年、その床下空間にバッテリーなどを積んだ燃料電池車、『F-CELL』を発表した。
F-CELLは5名乗りの室内や荷室スペースはいっさい犠牲にせず、燃料電池を搭載しているのが
特徴だった。
このサンドイッチフロアは2006年発表の『Bクラス』にも継承。2008年にはBクラスベースの
『F-CELL』も開発された。今回発表したコンセプトブルーゼロは次期Bクラスを示唆したモデル
といわれる。その2重フロア構造を生かして、高い居住性を実現しながら、異なるパワー
コンポーネントを積む3台を提案。ボディサイズは全長4220×全幅1890×全高1590mmだ。
最初の1台はコンセプトブルーゼロ『E-CELL』。最大出力136ps、最大トルク32.6kgmを発生する
モーターをフロントアクスルに搭載。電力は35kWhのリチウムイオンバッテリーから供給され、
最高速度150km/h(リミッター作動)、最大後続距離397kmを実現する。
充電は家庭用コンセントから3-4時間で可能という。
2台目はコンセプトブルーゼロ『E-CELLプラス』。前述の『E-CELL』にガソリンエンジンを
追加して航続距離を伸ばしたモデルだ。エンジンはスマート『フォーツー』用の直3ターボで
最大出力は68ps。モーターの最大航続距離は150kmで、バッテリー残量がなくなるとエンジンが
始動し、最大航続距離はプラス442kmの592kmまで伸びる。欧州複合モード燃費は
26.4km/リットル、CO2排出量は32g/kmと環境性能は非常に優秀だ。
3台目は燃料電池を積むコンセプトブルーゼロ『F-CELL』。水素タンクと燃料電池は床下に搭載。
水素は燃料電池へ送られ電力を発生し、そのエネルギーでモーターを回す。余った電力は
バッテリーに蓄えられる。モーターの最大出力は122psで、最大航続距離は397kmを
実現している。
ダイムラーは3台のコンセプトブルーゼロのうち、ボディカラーがライムグリーンの
E-CELLのイラストを公開。実車は3台とも2009年1月のデトロイトモーターショーに
展示される。
ソースは
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メルセデスベンツ「コンセプトブルーゼロ」イラスト
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