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米商務省が16日発表した11月の住宅着工件数(季節調整済み)は、年率換算で
前月比18・9%減の62万5000戸だった。1959年に統計を開始して以来の最低水準を
前月に続いて更新、84年3月(26・4%)以来ほぼ24年半ぶりの大幅な減少率だった。
75万戸程度と見込んでいた金融市場の事前予想を下回った。
米住宅市場は価格の下落傾向が強まる中、金融危機に伴う融資基準の厳格化が響き、
販売と建設の落ち込みが一段と深刻化した。市場に底打ちの兆しは見えず、現在の景気
後退局面は長期化しそうだ。
着工件数は前年同月比では47・0%減少。さらに先行指標となる建設許可件数も前月比
15・6%減の61万6000戸と過去最低を記録した。半面、住宅完工件数は3・3%増えたため、
在庫がさらに膨らむのは必至だ。
住宅着工の内訳は、主力の一戸建てが16・9%減の44万1000戸。それ以外の集合住宅
などは23・3%減の18万4000戸だった。
▽ソース:47NEWS (2008/12/16 23:49)
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