08/12/16 10:31:52
スイス２位の銀行クレディ・スイス・グ ループは、日本の投資銀行部門の人員を約60人から
約30人に削減した。証券 化ビジネスから撤退するほか、レバレッジド・ファイナンス業務は
大幅に縮小 する。一方で、ＥＣＭ（株式キャピタル・マーケット）は維持し、Ｍ＆Ａ（企 業の
合併・買収）仲介は拡大するなど業務の効率化を進める。
複数の関係者によると、この人員削減は世界的なリストラの一環で12日 までに実施した。
クレディＳは４日、米サブプライム問題を発端とした金融混 乱を背景に年初来で
約52億スイス・フラン（約4000億円）の損失を計上。投 資銀行部門の3800人程度を含む
全従業員の11％に相当する5300人を削減し、 20億スイス・フラン（約1500億円）の経費を
圧縮すると発表していた。
市場混乱の長期化を受け、米シティグループが日本での個人向け証券営業 の約1000人を含む
世界で５万2000人規模の人員削減に動くなど内外金融機関 はリストラを進めている。
事業会社や金融機関の資産や債権を証券化して資金 調達したりするビジネスも厳しい
収益環境にあり、米モルガン・スタンレーや メリルリンチも日本での業務縮小に追い込まれて
いる。
日本のクレディ・スイス証券の2008年３月期の純損益は、当期損失が前 期の２倍となる
73億円に拡大した。同社報道担当の梶野勇氏は、「当社は日 本での投資銀行ビジネスに
コミットし続けていく」と述べ、人員削減について 詳細の確認は差し控えた。
ソースは
URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.com)
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