08/12/16 09:17:23
木曽郡王滝村のスキー場「おんたけ2240」は13日、昨年12月15日に乗客90人が最長半日
近くゴンドラリフトに閉じ込められる事故が起きて以来、ほぼ1年ぶりにゴンドラリフトの運行を再開した。
この日は、愛知県を中心に約450人が訪れた。一番乗りをしたスノーボーダーの高橋則充さん(31)=
愛知県豊川市=は「先週来たとき、リフト係の人の対応がとても丁寧で、しっかりしていると感じた」と話す。
スキー場のホームページで救助訓練の動画を見て、信頼感が増したという。
ゴンドラリフト再開で滑走距離3000メートルのロングコースが気軽に利用できるようになり、スキーヤーや
スノーボーダーはゴンドラリフトを繰り返し使って、長距離の滑りを楽しんでいた。
昨年の事故では、ワイヤの長さの調整不備から滑車が破損してワイヤが外れた上、復旧を優先し救助が
遅れた。同スキー場を運営するおんたけマネジメントはワイヤを交換し、非常時のマニュアルも、どのタイミング
で救助に入るかなど徹底的に見直した。
渡辺秀行事業部長は「完全な態勢で再開にこぎ着けることが出来た。おんたけ2240で滑る醍醐味を
多くの人に味わってほしい」と話していた。
▽ソース:信濃毎日新聞 (2008/12/14)
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