08/12/15 20:42:26
スズキは15日、F1と並ぶ自動車レースの最高峰である世界ラリー選手権(WRC)の活動を休止すると発表した。
ブランド力向上のため2008年シーズンに初めてフル参戦したが、
世界的な新車販売の不振を受け、数十億円とされる関連費用を節減する必要があると判断した。
自動車メーカーの国際レースからの撤退は、F1のホンダに続くものだ。
スズキは09年3月期の営業利益が前期比33%減となる見通しで、国内外の工場で減産や人員削減を決めている。
WRC関連費用は今後、環境関連技術の開発などに充てる。「いずれレースに復帰したい」(同社広報)としているが、
具体的な予定は決まっていない。オートバイレースの最高峰、モトGP世界選手権の参戦は継続する。
WRCは、市販車を改造した車両が公道や未舗装道を走る競技で、特に欧州での人気が高い。
スズキの活動休止によって、参戦する日本メーカーは富士重工業のみとなる。
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