08/12/15 11:41:38
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米半導体大手フェアチャイルド・
セミコンダクター・インターナショナル(NYSE:FCS)は12日、コスト削減とキャッシュフロー
(現金収支)拡大を目指し、全従業員の12%に相当する1100人を削減すると発表した。
同社はまた、10-12月期の売り上げ見通しを下方修正し、利益率にさらなる下押し圧力が
かかることを見込むとした。
マーク・トンプソン最高経営責任者(CEO)は「われわれは営業費用と設備投資を削減し、
キャッシュフローを高めるため、精力的に事業管理する。目下の市場情勢が間違いなくその
要因だが、このリストラは部門効率の向上に向けて進行中のコミットメントの一部として
とらえるべきだ」と述べた。
フェアチャイルドは、この人員削減にかかわる特別費用として10-12月期と来年1-3月期に
計1200万-1600万ドルの計上を予定している。一方、人員削減による経費節減効果は
年間3300万ドルを見込む。
10-12月期の売り上げ見通しについて、新たに3億2000万ドルと予想した。受注残高は
漸減していたが、過去2週間で安定した、とした。同社が先月示した売り上げ見通しレンジは
3億3800万-3億6000万ドルだった。同社は粗利益率の見通しも25.5-27%とし、11月時点の
見通し(27.9-28.9%)から引き下げた。
トムソン・ロイターがまとめた売上高のアナリスト平均予想は3億5170万ドル。
同社はここ数四半期、売り上げの伸びを追い風に利益が堅調に推移していた。
同社株の12日終値は、前日比0.47ドル(12.91%)高の4.11ドル。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
依頼を受けてたてました。