08/12/15 08:35:50
急激な不況で消費が冷え込むなか、幸運を呼び込むとされる「招き猫」の売れ行きが好調だ。
最近は「ラッキーキャット」と呼ばれて外国人観光客の土産物としても人気で、愛知県瀬戸、
常滑両市などの産地では、生産者らが「金融危機を吹き飛ばして」と期待を寄せている。
大阪・ミナミの道具屋筋商店街。看板などを扱う「松田」には、色によって御利益が異なる
「風水猫」など約30種類が並ぶ。経営者の松田博史さん(61)は「不景気でほかの商品はさっぱり
だが、招き猫だけはよく売れて」。
瀬戸市のメーカー「中外陶園(ちゅうがいとうえん)」では、金融危機が取りざたされるように
なった今秋から注文が相次ぎ、金運を呼ぶという黄色の招き猫は昨年同期より約2割増。
小さいサイズや宝くじが入る袋付きの1000円前後のものが人気で、担当者は「商店だけでなく、
家庭用にと求める人が目立ってきた」と話す。
日本でのおみやげとして外国人にも好評だ。関西空港の土産物店「AMITA」でも9月頃から
人気が出始め、一時は品切れになるほど。売り上げは昨年の約1・5倍にのぼっている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2008年12月14日 読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
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▽中外陶園
URLリンク(www.chugaitoen.co.jp)