08/12/15 01:20:43
今年5月を最後に、廃止されていた室戸市と大阪市を結ぶ高速バス路線が、16日から
徳島バス(本社・徳島市)の路線を延伸する形で復活し、室戸岬と大阪を結ぶ路線が、
約7か月ぶりに再開する。
同区間は2006年7月から、県交通と土佐電鉄が共同で、高知―室戸岬―大阪を結んで
運行していたが、不採算のために4月に土佐電鉄、5月には県交通が休止。県東部から
関西までの直通路線がなくなっていた。
路線の復活は、室戸市が、東洋町生見から徳島県阿南市を経由して大阪まで運行していた
徳島バスに、廃止前の07年8月から打診。今年5月には小松幹侍・室戸市長が同社を訪れ、
路線延伸を依頼して実現した。
室戸市室戸岬町の「海の駅とろむ」を発着点に、室戸岬を経て関西とを結ぶ。
料金は室戸市から、神戸市の「高速舞子」まで4600円、大阪市の「なんば高速バスターミナル」
まで5500円。室戸午前6時20分発、大阪午後0時10分着と、大阪午後3時50分発、室戸
同9時35分着の1往復。
室戸市では路線開通に向け、バスターミナルを建設中。小松市長は「市と関西との関係は深く、
市民の往来する機会も多いので、大変うれしい。関西からの観光客も来ていただけるのではと
期待している」と話している。
▽ソース:読売新聞 (2008/12/14)
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