08/12/15 00:58:23
三越伊勢丹ホールディングス傘下の伊勢丹がベトナムへの出店を検討していることが
明らかになった。すでに調査隊を派遣し、現地で市場動向や出店場所などを調査している。
国内百貨店の売上高は11年連続で縮小しており、成長戦略には海外展開が不可欠。
同社はすでに中国やシンガポール、タイなどに8店を出店している。経済成長が著しいベトナム
でも、そのノウハウを生かしたい意向だ。ベトナムに進出している日本の百貨店はまだない。
伊勢丹は過去数回、ベトナムの首都ハノイ市やホーチミン市などに営業調査隊を派遣し、
マーケットの動向や物件の調査を進めている。ベトナムは経済成長が年率8%を超え、小売市場
の成長も著しい。
また製造業を中心に日系企業も多く進出しているため、日系の百貨店が進出しやすい環境が
整いつつある。
ベトナム市場の成長に着目する企業は多く、日本の百貨店では高島屋も進出を検討している。
▽ソース:日刊工業新聞 (2008/12/13)
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