08/12/12 10:23:04
[フランクフルト 11日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの
ウェーバー・ドイツ連銀総裁は11日、金利を過度に低い水準に引き下げることについて
ECBは慎重であるべき、との考えを示した。
ベルゼン・ツァイトゥング紙とのインタビューで述べた。
総裁は「金利がこれまで踏み込んだことのない領域に入るとき、われわれは注意すべきだ」
と語った。
ECBは前週、政策金利を0.75%ポイント引き下げ2.5%とした。
これまでの最低水準は2%。
総裁は、金利が2%を割り込めば実質マイナス金利になるとし「そうした状況は避けたい。
われわれは短期的に金融政策措置をとる余地があり、そうするべきだが、経済環境が
正常化した後は、金利も速やかに正常な水準に戻る必要がある」と指摘。
ECBの金融政策は前週の利下げ後も依然として操作余地があるとした上で、
今後の措置の時期と大きさについては語らないとした。
また、銀行間市場では年末にかけて例年のように資金のひっ迫がみられるだろうと指摘。
ただ、2009年初めには緩和する見通しとし、それを待って銀行の借り換え状況や
これまでの金融政策の影響を見極めるべきとの見方を示した。
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