08/12/12 01:12:35
ストールの原材料にカシミヤと表示しながら、実際には全く使っていなかったとして、
公正取引委員会は10日、百貨店「伊勢丹」(東京都新宿区)と、アパレルメーカー
「ファイブフォックス」(渋谷区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)でそれぞれ
排除命令を出した。
公取委によると、伊勢丹は昨年12月~今年7月、新宿店でインドから輸入したストール
計219枚を「カシミヤ50%、シルク50%」と表示して販売したが、実際にはカシミヤではなく、
ウールが使用されていた。ファイブフォックスは今年7~10月、自社で運営する「コムサイズム」
など368店舗で、中国から輸入したストールを「アクリル70%、カシミヤ30%」と表示して
計3327枚販売したが、原材料はすべてアクリルだった。
公取委によると、両社とも取引業者の申告をうのみにして原材料比率を表示していたという。
カシミヤの混用率を巡っては、昨年から不当表示が相次いで発覚。公取委が排除命令を出した
のは昨年7月以降、これで6件となった。
▽ソース:読売新聞 (2008/12/10 20:55)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽伊勢丹 プレスリリース
カシミヤ製品素材表示に関する公正取引委員会からの排除命令について (PDF)
URLリンク(www.isetan.co.jp)
▽ファイブフォックス ニュースリリース
URLリンク(www.fivefoxes.co.jp)