08/12/11 21:54:21
シンガポールの調査会社ユーレカヘッジによると、世界のヘッジファンドは11月に運用資産640億ドル
（約５兆9000億円）を失った。
米国に続きアジアと欧州のリセッション（景気後退）入りに伴い、運用成績を示す指数は６カ月連続で低下した。
ユーレカヘッジが調査対象のヘッジファンドの41％の実績をまとめた暫定集計によると、
市況低迷により180億ドルの純損失が生じたほか、投資家の解約が460億ドルに上った。
世界規模で投資するファンド2000本余りの運用成績を示す11月のユーレカヘッジ・ヘッジファンド指数は、
前月比0.4％の低下となった。最終集計では２％低下となる見込みだという。
年初来の低下率は13％となった。
ユーレカヘッジによれば、ヘッジファンドは人員削減を加速させているほか、
年間の損失額と投資家の解約額の合計は少なくとも2000年以来最大となる見通し。
世界の株式相場の動向を示すＭＳＣＩ世界指数は11月に6.7％低下した。
・日本指数の好調
11月の地域別成績は、ユーレカヘッジ日本ヘッジファンド指数が0.8％上昇と最も良かった。
0.7％上昇のラテンアメリカ指数がこれに続いた。
最も成績が悪かったのは、3.7％低下したユーレカヘッジ東欧ロシア指数。
北米指数は2.1％、欧州指数は0.6％それぞれ下げた。
URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.com)
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