08/12/11 11:02:29
宮城県内に生産拠点を構える素材メーカーが生産調整に動き出した。
東北スチール(仙台市、大西建男社長)が建築用鋼材を6割減産したほか、
JFE条鋼(東京・港)仙台製造所は自動車向け特殊鋼の生産量を3―4割減らした。
日本製紙石巻工場も導入したばかりの最新鋭システムの運転を一時的に停止した。
世界的な景気後退で、業界を問わず押し寄せる需要急減の波が東北の製造業にも
波及している。
東北スチールは11月に建築用鋼材の生産量を今夏までのピーク時の4割にとどまる
月1万2000トンまで引き下げた。東北の不動産市場の低迷で建設会社からの注文が
大幅に減っているほか、売り上げ全体の約3割を占める韓国向け輸出も
「ほぼ停止状態」(総務部)。減産幅は今後、さらに拡大する可能性もある。
JFEスチール子会社のJFE条鋼は仙台製造所の11月の生産量を今年7月までの
6―7割規模の5万5000トン程度まで落とした。生産する棒鋼などのうち約7割を
供給する自動車産業の変調が打撃となっている。韓国などアジア向け輸出の落ち込みも
目立つ。
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