08/12/11 11:00:42
太平洋と大西洋を結ぶ中米の交通の要衝パナマ運河を拡張するため、国際協力銀行など
日本や欧米の金融機関が総額23億ドル、日本円にしておよそ2100億円を融資する
ことになり、パナマで調印式が行われました。
首都パナマ市で9日行われた調印式には、日本の国際協力銀行や米州開発銀行の
関係者などおよそ300人が出席しました。パナマ運河の拡張に向けた海外からの
融資は、日本からの8億ドルを含め総額で23億ドル、日本円にしておよそ
2100億円に上り、総事業費の半分近くに当たります。調印式でパナマの
トリホス大統領は「世界的な金融危機の中で、これだけの融資が得られたことは
パナマへの信頼を示すものだ」と述べ、感謝の意を示しました。全長80キロの
パナマ運河は年間およそ1万4000隻の船舶が行き交う海の交通の要衝ですが、
混雑が続いているほか、最近の貨物船の大型化に対応できていません。パナマ政府は
今回の融資を受けて運河の拡張工事を本格化させ、6年後の2014年の完成を
目指すとしています。完成すればパナマ運河を通って輸送される貨物の量は2倍に
増えると期待されています。
ソースは
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
依頼を受けてたてました。