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中国税関総署が10日発表した11月の貿易統計によると、輸出は前年同月に比べ2.2%減の
1149億9000万ドル(10兆6000億円)と、 2001年6月以来、7年5カ月ぶりに減少に転じた。金融
危機が深刻になり世界的に需要が急減した。高成長をけん引してきた輸出の不振が一段と
鮮明になり、中国共産党・政府は内需拡大に向け追加の景気刺激策を打ち出す可能性がある。
11月は輸入も17.9%減の748億9700万ドルと大幅に減少した。減少は05年2月以来、3年9カ月ぶり。
輸入の減少率が輸出を大幅に上回り、輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は400億9000万ドルと、
4カ月連続で単月として過去最大を更新した。
今年に入り輸出は減速傾向を強めていたが、10月までは20%前後の高い伸びを続けていた。
11月に一気に減少に転じたのは、金融危機の震源地である米国だけでなく、日欧や新興国の
需要が軒並み落ち込んだためとみられる。
▽ソース:NIKKEI NET (2008/12/10 20:14)
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