08/12/10 23:10:55
フランス政府は銀行への資本注入額を当初案の105億ユーロ(約1兆2500億円)から
210億ユーロに倍増させる方針だ。週内に105億ユーロを注入し、残り半分を来年1月にも実施する。
仏では雇用のすそ野が広い自動車産業で減産や雇用削減が相次ぐなど経済状況の悪化が著しい。
政府は資本注入と引き換えに銀行に融資増強を課し、実体経済への悪影響を抑える狙いだ。
仏政府は10月に主要行への一斉資本注入の方針を決定。総枠は最大400億ユーロに設定されている。
今回の注入先はクレディ・アグリコルやBNPパリバ、ソシエテ・ジェネラルなどの大手銀行6行。
各行が発行する劣後債などを購入する見通し。
サルコジ大統領はラガルド財務相に追加資本注入の準備を急ぐよう指示しており、来月にも第2弾を実施する。
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