【株式】Qレシオ(実質株価純資産倍率)は「恐ろしい」底値の到来を裏付け CLSAのネイピアー氏[08/12/10]at BIZPLUS
【株式】Qレシオ(実質株価純資産倍率)は「恐ろしい」底値の到来を裏付け CLSAのネイピアー氏[08/12/10] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
08/12/10 17:21:01
今年大幅安となった世界の株式相場は、さ らに下落する可能性がある。CLSAの
ストラテジスト、ラッセル・ネイピア ー氏は、トービンのQレシオ(実質株価純資産倍率)を
基にこんな見通しを示 した。

企業資産の価値を測定する指標としてノーベル経済学賞受賞者のジェーム ズ・トービン氏が開発した
Qレシオは、株式相場が2014年前後に底入れするこ とや、S&P500種株価指数がそれまでにさらに
55%下落し400ポイントにな ることを示唆していると、ネイピアー氏は言う。
今年のS&P500種騰落率はマ イナス39%と、1931年以来で最悪となりそうだ。

ネイピアー氏は「資産の価値が低下し、債務の価値が上昇し続ければ、株 式相場は打撃を受ける。
そして常に恐ろしい結果を招く」との見方を示した。

1930年代にかけての大恐慌以降で最悪の金融危機を背景に、世界の金融機 関の損失がほぼ
1兆ドルに達し、米国がリセッション(景気後退)に陥るなか、 今年は株式相場が下落。
MSCI世界指数の年初来騰落率はマイナス44%と、 指数導入以降の約40年間で最悪と
なっている。

ネイピアー氏は、Qレシオのほかにも、景気変動の影響を排除するために 10年間という長期に
わたる企業業績を基に算出した株価収益率(PER)を用 い、各国の株価指数もS&P500種と
同様の動きになる公算が大きいと予想。金 融当局の措置によりデフレ台頭の時期が遅れること
から、今後2年間はいわゆ るベアマーケット・ラリー(弱気相場時の一時的な反発局面)が
見られるが、 その後は2014年に底入れするまで再び下落基調になるとの見通しを示した。

ネイピアー氏は、米国株のQレシオは1999年のピーク(2.9)から0.7に 低下していると指摘した
ほか、0.3に達すると常に弱気相場終息が示されたとし、 「弱気相場はいつも同じタイミングで
終わる。それは市場がデフレを織り込み 始める時だ」と説明した。

■「価値のある指標」
1を上回るQレシオは株式市場がその企業の資産価値を過大評価している こと、1を下回る場合は
過小評価していることをそれぞれ示している。

米国の4大弱気相場(1921、32、49、82年)の終息時には、Qレシオが4 回とも0.3または
それ以下の水準に低下しており、歴史は繰り返す可能性が高 いと、ネイピアー氏は言う。
1982年の底から、同氏が前回の強気相場が終息し たとみる2000年半ばまでにS&P500種は
14倍以上となった。

トービンのQレシオと10年PERは「価値ある指標だ」と言うスタンダー ド・ライフ・
インベストメンツのグローバルストラテジー担当責任者、アンド ルー・ミリガン氏は「ほぼ一夜の
うちに投資資産を失ってしまうことを心配し ている向きは、より明確なシグナルの出現を待つ
ことを強くお勧めする。弱気 相場は痛みを伴って終息することになろうが、問題は痛みの度合いと
その持続 期間、そして当事者が誰になるかだ」と指摘した。

ソースは
URLリンク(www.bloomberg.com)
依頼を受けてたてました。


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