08/12/10 13:45:49
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[サンフランシスコ 9日 ロイター] 景気が後退している米国では、若い専門家や大学新卒者が
職を見つけるのに苦労しているが、これまでシリコンバレーだけはその影響を比較的受けずに
来ていた。
だがそのシリコンバレーでも、ここにきてコスト削減や初級職の減員を始める動きが出ている。
20代の若手らは、もはや大学卒業はハイテク分野での夢の仕事への「黄金の切符」ではなくなった
と感じ始めている。
6月にサンノゼ州立大を優等で卒業して以来、テクノロジー企業でマーケティングの仕事を
探しているというジリアン・クローフォードさん(25)は「(大学で)あんなに努力を
つぎ込んだ挙句に仕事に就けない」と嘆いた。25種余りの職に応募したが、反応はほとんど
ないという。まだシリコンバレーでの就職にこだわりたいというクローフォードさんだが、
現実は厳しいかもしれない。
雇用コンサルティング会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、ヒューレット・
パッカード(HP)やヤフー、サン・マイクロシステムズ、アプライド・マテリアルズといった
ハイテク企業は、ここ数カ月に14万人を削減するなど、シリコンバレーも世界的な経済危機の
痛手を受けている。
雇用主側は、経験や在職経験のある人材に高い価値を見出すようになっており、人材派遣会社
アデコのケリー・カイリー氏によると、多くの企業では、空いたポジションを埋めるのに新たな
人材を採用するよりベテラン社員を回すようにしている。
同氏は「たとえ教育を受けた人材にとっても現状は非常に厳しく、
よくなる前にもっと悪くなりそうだ」としている。
-続きます-