08/12/10 07:45:50
金融危機による世界的な景気の後退で、国内の主な企業の今年度の業績見通しは、
3か月前と比べて大幅に悪化する見通しです。
証券系シンクタンクの「大和総研」が、国内の主な上場企業300社を対象に分析した
今年度の業績見通しによりますと、期間中のもうけを示す経常利益は、前の年度より
マイナス29%の大幅な減益になる見通しで、3か月前の予想と比べて21.7ポイント悪化
しています。
また、「野村證券金融経済研究所」が分析した国内の主な上場企業348社の業績見通し
では、今年度の経常利益が、3か月前の予想を19.4ポイント下回り、マイナス25.4%の
大幅な減益になる見通しです。
野村證券金融経済研究所によりますと、減益幅が大きい業種は、自動車がマイナス
58.9%、電機・精密がマイナス47.4%、化学がマイナス30%、機械と建設がいずれも
マイナス17.6%となっています。
シンクタンクでは「金融危機による景気の後退で世界的に需要が落ち込み、円高も
進んでいる。企業業績の悪化が今後一段と懸念される」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年12月10日 6時10分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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