08/12/09 11:36:02
北陸の企業で派遣社員の削減や新卒者の内定取り消しなど、雇用情勢が一段と悪化している。
厚生労働省が11月に調べた3県の非正規労働者の雇い止め状況（10月―2009年3月）は合計1408人
（富山651人、石川347人、福井410人）にのぼった。3県と各県内の労働局は雇用の確保、離職防止
対策などを急いでいる。
同省によると、派遣社員の契約を打ち切る実質的な“解雇通告”の雇い止めのほか、新卒者の内定
取り消しは富山で1件2人、石川で2件4人、福井ゼロだった。
富山県は富山労働局と9日、県商工会連合会など経済4団体を訪問し、雇用の維持・確保を強く求める。
有効求人倍率が10月まで6カ月連続で1倍を下回り、大手製造業などの雇い止めが年末から来春にかけて
相次ぐ見通しのため。
石川県は石川労働局と共同で8項目の「緊急雇用対策」を11月下旬に策定。支給要件が大幅に緩和
された雇用調整助成金の利用を中小企業に促して離職の予防に取り組むほか、離職期間が長期化
している人には、県の職場実習制度などを活用してもらい、早期の再就職を後押しする。
▽ソース：NIKKEI NET （2008/12/09）
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