08/12/07 08:35:50
吸うと先端が赤くなり、口元からは紫煙が―。どこから見てもたばこだが、
実は「作り物」だ。正体は禁煙用に作られた電子たばこの「タエコ」。利用者からは
「たばこを吸っている気分を味わえ、禁煙が楽になる」と好評だ。
また喫煙禁止場所でも楽しめることで、愛煙家にも評判になっている。
タエコは中国の企業が開発し、大阪市の会社が輸入元となり、全国の代理店で
販売されている。最大の特徴は徹底した「吸い込み感」の再現。長さ、細さともたばこと
ほぼ同じ形の筒のもう一方の先端を吸うと電源が入り、LEDがまるで火がついたかのように
赤く光る。また筒に内蔵した電熱線で水蒸気を発生させ、吸い口からはたばこの煙の
ような紫煙が立ち上る。
吸い口には取り換え用のカートリッジがあり、たばこの風味を感じることができる。
ただし、ニコチンやタールは全く含んでいない。また煙は加湿器で使う程度の温度の
水蒸気で、引火の危険もなく、「たばこと似て非なるもの」というわけだ。禁煙に挑む
人からは「口寂しさが解消できる」。愛煙家からも「会議室や家の中でもたばこを
吸っている気分になれる」という声が寄せられるという。
筒は充電式で、カートリッジには約10種類の味がある。値段は1カ月分のカートリッジ
(4725円)込みで1万8900円と、やや高価だが、札幌で販売をしている会社は「ずっとたばこを
続けるより安いし、なにより健康的です」と話す。近く、札幌の代理店「インワールド」を
通じて、全国展開の雑貨店にも並ぶ予定だ。ネットでの販売は同社のHPへ。(伊藤唯行)
▽News Source asahi.com 2008年12月7日3時1分
URLリンク(www.asahi.com)
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電子たばこの「タエコ」。筒の先が赤く光り煙が出るなど、本物のたばこにそっくりだ
▽インワールド
URLリンク(www.taeco.jp)