08/12/03 11:26:44
学校法人立命館(京都市)の中高一貫校誘致のため、岐阜市が市立岐阜商高を廃止する計画で、
同市議会の本会議代表質問が2日行われ、6会派の代表者が計画について質疑を行った。
賛否両論が出た中で、細江茂光市長は「計画の提案を受けたのは100年に1度のチャンス」と協力を求めた。
民主の鷲見守昭氏は「ネームバリューがある高校の進出は喜ばしい。(立命館大キャンパスがある)
滋賀県草津市はバラ色に輝いている」と計画を支持。
会派内が割れている自民では、松井逸朗氏が「移管が最善の道」と賛同した。
細江市長は「逃すと将来に禍根を残す。新しい岐阜市に生まれ変わる試金石」と話した。
一方で、共産の森久江氏は「(誘致で)何でもバラ色になるというのは間違っている」と批判。
公明の中尾年春氏は「少子化や財政負担など廃止の理由に納得できない」と、撤回を求めた在校生に配慮。
無所属クラブの高橋和江氏は、立命館の付属校は授業料が高額として「一部の恵まれた家庭の子しか通えない」
と懸念した。
また市民ネットクラブの柳原覚氏は高校設置は県、廃止は県教委の認可が必要で実現を疑問視。
細江市長は「県庁でも知事にお願いした」と答え、県出身の成原嘉彦副市長も「相談を重ねてきた」と説明した。
クラブ青空は後日、質問する。
今議会に提出された計画に賛成と反対の請願は、11日の最終日にどちらが採択されるかで
議会の賛否が示される。
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