08/11/27 23:42:30 FfGtAOhq
「醜い韓国人」より 朴泰赫 1993年 光文社
日本人地主は、韓国人の小作人の間で、きわめて評判が
良かった。日本人がやってきてから、改良された堆肥を
奨励したし、化学肥料が配給されるかたわら、改良品種や、
進んだ農業技術を導入したので、収穫が増えたし、農地
開拓と河川整備を進めたので、村人の生活水準が大きく
向上したからだ。
それに日本人地主は、昔の両班たちよりもはるかに寛容
だった。両班のように小作人(ソチクイン)である常人
を理不尽に苛めるようなことがなかったし、不作のとき
には、小作料を安くしてくれた。日本人地主のほうが、
物わかりがよかった。だから、日本人の地主は人気が
あった。みんなは、韓国人の地主の小作人となるよりは、
日本人地主の小作人になりたがったのは、当然のことだ
った。日本人のもとで働いていた常人たちは、羨望の自
で見られていた。