08/11/27 19:19:36 hliK6RhD
>>245 >248
上で生産人口と非生産人口の比率の話を書いておいたけど、
労働市場が国内だけで完結していると仮定すれば、老人が増えて若者が増えた場合、
年金だの介護費用だのをいくら増やそうが介護士の売り手市場となれば値が釣りあがるだけの話。
子が尻を拭こうが、介護士が尻を拭こうが、国全体で尻を拭く作業をする人の比率が増えて生産が伸びずに貧しくなるのは同じなのさ。
昔は6.5人で一人を支えた。1人の子が親を看取る時、4.5人は生産に打ち込んでいた。
子世代が圧倒的に多く、定年後10年たたず死ぬのが平均だったからね。
これからは2.5人で一人の親を支える。1.5人が生産を請け負うわけだ。
子世代のほうがむしろ少なく、定年後20年は生きられるようになったからね。
その状況で生産を国民でシェアすれば、団塊が脂の乗りきっていた時期の1/3まで貧しくなるのは運命なのさ。
これは年金でやろうが、子供が直接面倒をみようが変わらない。
だから15年くらい前から定年延長と予防医療を強化しようという声が強まってたわけ。