08/11/23 07:55:55
景気の悪化で企業が広告費の削減を強めている傾向を反映し、新聞の折り込みチラシが
去年と比べて大幅に落ち込み、バブル崩壊以来の減少幅になっています。
新聞の折り込み広告代理店大手の「オリコミサービス」によりますと、ことし1月から
9月まで首都圏で配られた新聞の折り込みチラシの累計は、一世帯当たり平均で5273.6枚
でした。
折り込みチラシの累計は、去年の同じ期間より422.2枚、率にして7.4%減少し、
バブル崩壊後の平成4年の6.5%より悪い減少幅となっています。減少が著しい業種では、
▽不動産がマイナス9.6%、▽スーパーやデパートを除く小売りがマイナス7.6%、
▽サービス・娯楽がマイナス5.3%となっています。
広告代理店では「新聞の折り込みチラシは、テレビのコマーシャルなどほかの広告と
比べて景気の影響を受けにくいと見られていたが、金融危機による世界的な景気の減速で
ことし10月以降も広告費を削減する企業が目立っている。このままでは昭和49年に統計を
取り始めて以来、過去最悪の減少幅になりそうだ」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年11月23日07時14分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
▽オリコミサービス
URLリンク(www.orikomi.co.jp)