08/11/20 11:36:31
20日付上海証券報によると、長年にわたり上海ディズニーランド建設プロジェクトに参加してきた
専門家が、「懸念材料はすでに解決済み」として、最終決定が近いとの考えを明らかにした。
専門家によると、上海市政府は米ディズニーと「ランド」建設について詳細な交渉を重ねてきた
が、資金面でディズニー側の要求が高いことがネックになっていた。米国の景気低迷で
ディズニー側も態度を軟化させるとみられ、合意のための条件が整うという。
知的財産権と双方の出資比率については「高度な機密」で明かすことはできない。しかし、
上海市側は交渉成立に確信を持っており、中央政府の国務院が時期について検討した上で、
正式に許可することになるという。
建設地もほぼ確定。浦東川沙南匯地区と境界を接する東楼区で、浦東空港にも近い。開園後は
集客のため、同空港トランジット利用客は48時間、ビザ免除で滞在できる規則を定めるという。
米ディズニーは、上海地区のテレビに「ディズニー・チャンネル」を開設することも要求。
提携相手は上海文広新聞伝媒体集団になる見込みという。「米国内の経験では、テーマパーク
経営による収益は、コスト回収に足りる程度」で、ディズニー側は利益を上げるためには、
ライセンス商品の生産・販売とテレビの広告収入が必要と主張している。また、ホテル・
レストランの経営なども大きな収益源になると見込んでいる。
上海証券報によると、「ディズニー建設、ほぼ決まり」の情報が流れた19日、上海証券取引所では
関連銘柄(A株)が一斉に値上がりし、界龍実業(600836)、陸家嘴(600663)、
天宸股フェン(600620)などがストップ高になった。
ソースはSearchina
URLリンク(www.excite.co.jp)