08/11/18 22:59:30
京セラ(6971.T: 株価, ニュース, レポート)は１８日、完全子会社の京セラミタ（京都市）が、
ドイツの大手情報機器販売会社「ＴＡトライアンフ・アドラー(TWNG.DE: 株価, 企業情報, レポート)（ＴＡＡＧ）」の
株主に対し、株式公開買い付け（ＴＯＢ）を提案すると発表した。
京セラミタはすでにＴＡＡＧ株式の２９．９９％を保し、持ち分法適用関連会社としているが、
保有比率を６０％─７５％に引き上げ、他社による買収からＴＡＡＧの防衛を図る。
提示額は、トライアンフ株１株につき１．９０ユーロ。
ドイツ連邦金融監督庁の承認を経て１２月にも株式取得を開始し、２００９年２月に買い付けを終了する予定。
保有比率を７５％に引き上げた場合の追加取得額は、約６５億円。
足元の為替が円高に振れていることから、追加取得の好機と判断した。
ＴＡＡＧは、ドイツ国内に６０カ所の直販拠点を持ち、プリンタや複合機、ファックスなどの販売・サービスを手がけている。
京セラミタとは３０年以上の取引実績がある。
京セラミタによる株式の追加取得後は、ＴＡＡＧの直販組織をドイツ以外の欧州諸国へも展開を進める。
URLﾘﾝｸ(jp.reuters.com)