08/11/25 00:24:26 qxnZ3Gr/
理系の実験系で常勤職に就いてる俺の個人的見解だが、就職出来ない奴に共通的なのは、
指導教官の研究の下請けや他人のおっかけみたいな十人並みの研究でD論を仕上げてるのに、
いつまでたってもそのD論の仕事のごく狭い分野に固執してる事。
D論のテーマの延長そのままを仕事にできる研究室なんて数が限られているから、
ポストの空きなんてそれこそ10年に1、2人位しかでないし。
ボスの研究の下請けや他人のおっかけみたいな研究をやってた時点で、自分の分野に固執する事自体が
無意味だって気づけばいいのにね。自分の分野での常識が他分野だと喉から手が出るほど欲しい
ものだったりする事はよくあるから、そういう分野に自分を売り込んで行けばいいし、
他の分野にもやってみたら面白い事がいっぱいあるのにさ。どうしても元の仕事にこだわるなら、
本業の傍らで元のグループに御邪魔してやりたかった事を続ける手もあるし。
俺自身、就職先で専門分野とは直接関係ない仕事が半ばメインになったけど、それなりに面白いし、
逆にそれが縁で元の研究分野での新しいネタを見つけて論文書いちゃったしね。
そういう生き残るための柔軟性がない奴は、なんであれ研究者としてやって行くのが不向きって
ことのような気がするね。面白いテーマみつけるにはいろんな分野にアンテナ張り巡らせてないと
できないしさ。