08/11/15 10:52:27
(続き)
●関西圏、とことん安さを追求、本体とディスプレイは別買い?
対して関西圏(大阪、京都、兵庫)は、1位と2位にeMachinesの製品がランクイン。
1位の「J4504」、2位の「J4516」ともにディスプレイ別売りのベーシックなタワー型PCで、黒いボディーが存在感を放っている。
続いて3位と4位はゲートウェイの製品で、またもディスプレイ別売りのタワー型PC。
3位の「GT5686j」、4位の「FX4710- JB002A」ともに、CPUにインテルのCore 2 Quadプロセッサを採用し、
640GBのHDDを搭載する。「GT5686j」は3GB、「FX4710-JB002A」は4GBのメモリを備えるハイスペックモデル。
5位には、eMachinesの「J4517」がランクインした。こちらは19型ワイド液晶が付属する。
改めて関西圏の1-5位を見ると、ほとんどがディスプレイ別売りモデルだ。関東圏との違いに驚く。
関西圏10月のデスクトップPCのタイプ別販売台数シェアを見ても、一体型が35.1%、
対してタワー型のディスプレイ別売りモデルは44.4%という結果に。
関西圏ではとにかくタワー型(ディスプレイ別売り)の人気が高い。
しかし、PCとして使うにはディスプレイは欠かせない。
ここで考えられるのは、「既に持っているディスプレイを使う」「ディスプレイを別に購入する」の2通りだろう。
前者はディスプレイ代がかからないので、かなり安上がりだ。では後者の場合はどうだろう。
関西圏10月のタワー型PC(ディスプレイ別売り)の税抜き平均単価(以下同)を見ると、6万9313円。
続いて液晶ディスプレイの平均単価を見ると2万6049円となっており、両方買っても9万円半ば程度で済む。
対して一体型の平均単価は14万9829円。ということは、本体とディスプレイを別に買った方が5万円以上安く済むのだ。
これはあくまで平均的な価格での計算だが、それでも関西圏の人が安さを追求するのは間違いないようだ。
(記事終)