【金融】「このシステムでは詐欺グループに狙われる」「小説の読みすぎだ」…新銀行東京のずさんな融資実態 [08/11/12]at BIZPLUS
【金融】「このシステムでは詐欺グループに狙われる」「小説の読みすぎだ」…新銀行東京のずさんな融資実態 [08/11/12] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/11/12 16:19:21
新銀行東京の融資詐欺事件は、そのずさんな融資実態を改めてさらけ出した。
銀行の命綱ともいえる審査を簡素化し、厳しい営業ノルマで現場をあおる融資拡大路線は、詐欺集団の侵食を許した。

元幹部は「旧経営陣に『このシステムは詐欺グループに狙われる』と進言したが、小説の読み過ぎだと笑われた」
と明かす。
中小企業を救う理想の下で05年4月に開業した新銀行はどこでつまずいたのか。

「融資をもっと伸ばせ」。
新銀行本店では毎週金曜の朝礼で、旧経営陣が発破を掛けるのが恒例行事になっていた。
融資・保証残高が初年度目標2580億円の約20%にとどまった開業半年後のころのことだ。

新銀行は貸し渋りや貸しはがしに悩む中小企業向けの無担保無保証「ポートフォリオ型融資」
(上限5000万円)を看板に開業した。
しかし、店舗展開の遅れと優良な取引先を大手行にいち早く奪われるなどして融資は伸び悩んだ。

てこ入れのため、最大200万円の報奨金制度のある歩合制契約社員として、他行経験者が雇われた。
融資ノルマは、月に1億3000万円。06年1月に入行した池袋出張所の青木千代美容疑者(56)も
その一人で、大手都銀の元行員だった。

ポートフォリオ型融資は無担保・無保証に加え、自動審査システムで3日以内の迅速な審査が特徴だ。
決算書などをパソコンに入力し、デフォルト(債務不履行)の確率や貸出額を算出する。
しかし、書類を粉飾すれば簡単に審査を通る危険性をはらんでいた。

青木容疑者らはこの弱点を見逃さなかった。
経営難だった給排水設備会社の売り上げを3倍に改ざんし、融資担当が現地調査も担当するでたらめな
審査で約5000万円を引き出した。

詐欺の構図を描いたのは元暴力団員でソフトウエア開発会社「アシストプラン」(大阪市)会長、大丸正志容疑者(46)。
アシストプラン元社員は「同じ手口で関西などの銀行から少なくとも14億7000万円の融資を受けた」と明かした。

詐欺集団に食い散らかされ、全体に占める返済遅れ・不能の融資先の割合は大手行の4倍の10%(07年3月期)に達した。
元行員が振り返る。「旧経営陣は『機械がOKと言えば金を貸せ』と指示していた。ノルマがあるから
支店長も簡単に判子を押す。銀行の体をなしていなかった」

URLリンク(mainichi.jp)


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