08/11/12 19:53:31 bAzgMR6K
>>425,439
★世界銀行は、どの国の大臣に対しても全く同じ4つのプログラムを与えるのだという。
●ステップⅠ:民営化、より正確に言えば「賄賂化」である。
国家のリーダーたちは、自国の産業を売り払うことに抵抗するどころか、
世銀の要求を盾にして国内の反対派を黙らせ、喜んで電力・水道を売り払った。
国家財産の売却価格をほんの数十億ドル差し引くだけで、
スイス銀行口座に10パーセントのコミッションが振り込まれる。
その可能性を示唆されると「彼らの目が輝くのが分かったそうだ。
スティグリッツの告発によれば、アメリカ政府はこの事実を知っていた。
●ステップⅡ:「資本の自由化」
理論上では資本市場の規制緩和は、
外国の銀行や多国籍企業が投下する資本の国内外における流動性をたかめる。
が、あいにくインドネシアやブラジルなのどの国々では、
金はただただ国外にむかって流れた。
スティグリッツはこれを「ホットマネーサイクル」と呼ぶ。
投機的思惑から国に現金が流れ込む、そしてトラブルの最初の気配を察した瞬間、
金は国外に逃げてしまう。国の準備金は数日で底をついてしまう。
IMFは、国の資本金を返還させるため、その国に金利を30%→50%→80%と引き上げる
よう要請する。
結果は、高金利は土地の価格を破壊し、工業生産を踏みにじり、国庫を空っぽにしてしまった。