08/11/12 19:34:00 bAzgMR6K
>>408
債務に追い込まれたザンビア
CONDEMNED TO DEBT
ロンドンをベースに活動するNGO、世界開発運動(WDM)は、
国際金融機関(IFI)が計画した構造調整政策が
数年間にザンビアに及ぼした破壊的影響を詳細に記録した論文を発表した。
『債務に追い込まれたザンビア』と題する論文の著者は、
ザンビアの経済専門家で、ひとりはザンビア銀行に勤務し、
もうひとりはジュビリー・ザンビアで活動している。
WDMの論文は、サハラ以南でもっとも豊かな国の一つであったザンビアが
過去40年間に最貧国の一つになってしまったことを指摘している。
この衰退は国内運営の失敗や腐敗だけでなく、
一部には対外的要因、特に同国の主要輸出品である銅の価格下落による衝撃が
原因であるとも説明されている。
しかしながら、この報告書は、ザンビアに適用されたIMFと
世界銀行の教条主義的自由市場政策が、
大きな責めを負わなければならないことも指摘している。
こうした間違った助言による政策のせいで、
期限とされている2015年までにザンビアがミレニアム開発目標の
ほとんどを達成できない可能性は非常に高い。
この論文は、国際金融機関の政策と融資条件に直接起因する数多くの悪い結果につい
て説明している。