08/11/11 22:07:51
映像作品の違法ダウンロードや海賊版が深刻さを増している韓国で、
ついにハリウッドの全映画会社が自社でDVDを販売することを諦めて撤退することが明らかになりました。
違法ダウンロードや海賊版の横行により、売り上げが半分になってしまったとのこと。
詳細は以下の通り。
ワーナーブラザーズ韓国で一部事業撤収
URLリンク(contents.innolife.net)
この記事によると、ハリウッドのメジャー映画会社ワーナーブラザーズの傘下で、
韓国でのビデオやDVDの販売を手がける「ワーナーホームビデオコリア」が12月31日付けで、
韓国内でのビデオおよびDVDの販売から撤収すると発表したそうです。
ワーナーホームビデオコリアは割引店と直接取引を開始して流通構造を新しく開拓したほか、
DVDの大衆化のために低価格政策を展開するなどして、過去10 年間韓国のビデオ・DVD市場で
1位を独占し続けてきたものの、深刻な不法ダウンロードによる収益減少で、事業を撤収することにしたとのこと。
なお、以下の記事によると2006年にはユニバーサル、パラマウント、ブエナ・ビスタ、
20世紀フォックスのホームエンタテインメント部門が軒並み韓国の DVD業界から撤退しており、
9月末でソニー・ピクチャーズも撤退したため、ワーナーホームビデオコリアのみが韓国に残っていたそうです。
ちなみに各社の撤退の背景として、海賊版の影響で2008年のDVD市場の売り上げ予想が
2002年のわずか半分となったことが挙げられています。
URLリンク(gigazine.net)