08/11/11 08:43:34
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レギュラーガソリン価格が、大幅な下落傾向となっているにもかかわらず、業界の期待に反し
給油所に客足が戻らない状態が続いている。金融危機に伴い、景気が急減速している影響と
みられ、低迷していた郊外型ファミレスにも回復の兆しはみられない。一方、消費者には
節約志向が身に付いたのか、中にはガソリンを少量しか入れず、車を軽くして燃費を良くしよう
とする人も。受難続きの業界関係者は、1回1000円で高速道路乗り放題とするといった
政府のてこ入れ策に期待をつないでいる。
●ガソリンスタンド
「レギュラー満タン!」
前年に比べで販売量が約2割減ったという大阪市西区の給油所。8月にレギュラー1リットル
あたり190円だった価格は、現在は約3割安の148円となり、威勢の良い店員の掛け声は
以前よりも増えたが、それでも「激減した客は期待したほど戻っていない」と
男性所長(28)は話す。
大阪府南部ではレギュラー1リットルで120円を切る店も登場。日本エネルギー経済研究所
石油情報センターによると、全国平均の店頭価格は、8月に185円まで急伸した後、
下落傾向に転じているが、顧客増につながっていない様子だ。
同市住吉区の南住吉SSの店長、高橋新一さん(58)は「消費者側も節約志向になり、
インターネットで少しでも安い店舗を見つけ、低量のガソリンしか給油しない。車の重量を
わずかでも軽くして燃費を良くする工夫らしいが、1000円分しか給油しない人もいる」
と嘆く。
一方、大阪、兵庫両府県に13軒を展開する給油所経営会社「ミツワ」の平野真澄課長
(34)は「価格はもっと下がるという顧客心理が働いているのではないか」と話した。
●高速道路
政府のガソリン高騰対策の一環として全国一律で高速道路の通行料が値下げされたが、通行量は
伸び悩んでいる。9月中旬から、ETC利用車を対象に平日深夜や未明、休日に最大5割引
とするサービスも導入したが、西日本高速道路によると、10月の通行台数は前年同期比で
ほぼ横ばいで、成果はあまり出ていない。
政府・与党は景気てこ入れ策として、高速道路料金(都市部を除く)について休日
(土日祝日)は1回あたり1000円で乗り放題に、夜間以外の平日は3割引にする方針を
打ち出しており、関係者の期待を集めている。
-続きます-