08/11/20 20:02:10 Pe9LzNSz
だからぁ、必要な人と、必要じゃない人の区別の為に、
正社員と非正社員の区別があるんだよ。本来は。
しかし、現実には、逆。
正社員をクビにするという場合、下手な理由だと、
解雇を不当だとして訴えられたりした場合、企業に大ダメージになる場合があるし、
そうでなくても、なぜクビにしなければならなかったのか、
それならどうしてそいつを正社員にしたのか、などという形で後々まで尾をひくこともある。
社内で皆が皆そいつを煙たがっていたというような場合ならまだしも、
部署内での能力が劣る、ぐらいの理由でクビにすると、
他の社員にまで悪影響が出かねない。もちろん、頭のいい人事なら、
そうはならないように、自分からやめるようにもっていくのだろうが。
しかし、自分からやめるようにもっていくのは、今では非正規社員に対しても
使われる常套手段。むしろ正社員に対してこれを行うと、非正社員が
同じ扱いということで図に乗る可能性がある。
要するに、正社員にした以上は、「必要な人」ということにする必要があるようになっているわけ。
これが、企業にとっては非常に大きな負担になっている。
正社員として採用したけど、それほど給料出さなくて、福利厚生も悪くて良い、
といような社会システムだったら、正社員雇用は増えてるよ。
正社員として雇用する場合、企業が大きなリスクを背負いかねないわけ。
本来なら、正社員がそのリスクを背負うべきなんだけど、今の社会状況だと、
正社員がリスクを背負う前に、トップの経営陣や、株主などが痛手を被る。そして最後は破綻だ。